2009年5月16日土曜日

小野田さん

いやー、お話を聞くのに夢中でメモのたいしてとれなかったw

太陽みたいな人ですね。

長嶋茂雄に似ているかと思えば王貞治に似ているし、時にはプーチンにも似て見える。
まぁ、あーいう方々は似ているのかも知れない。
一本通った上にすべてを見通せるというか、、、もともとの資質に頑張った経験がちゃんと無駄なく無理なく乗っかっている。その経験も他の経験とちゃんと補完しあっている。つまり経験が最も効率よく活かされている。
(その結果が個人のものであり、後世にそのまま渡せないというのが、人間の悲しい現実だ)


矍鑠としていました。流石ですねぇ、2時間放しっぱなしで疲れた様子を見せない。
お疲れ出ないわけない。でもそれを見せない。その矜持を持つ人がどのくらいいることか。
1922年3月19日生まれ。つまり87歳。来年米寿。満で数えれば今年が米寿。

本来ならば、小野田さんを防衛大学校、少なくとも少年工科学校の校長にせねばならない日本の状況です。

でもそれができていないのが、今の日本の状況をようくあらわしている。
いやさ、日本の、日本人の昔っからの体質かもしれん。
そういうとこだけはアメリカをまねてほしかった。もしアメリカだったら、つまらんことにこだわらずに小野田さんに校長を懇願していたことだろう。

小野田さんの講演内容は、本質的には「人」。
どうあるべきか、というところにおいてのことであったように見えた。
だから「親として」も出てきたし、「軍人として」「上官として」も出てきた。当然「日本人として」が根幹にあった。
皆が本分をわきまえ、その分に沿うことを責任を持ってできるのであれば、問題は無くなる。そして世界中そうなれば、そうなった日本のようになれば、全部良くなるだろう。
このようなことを仰った。

以前から何度か私はエントリの中で、世界の人が日本人と同じになれば最もよい状態になる(絶対的ではない)と言っている。
意味は小野田さんの言うところにかなり近い。自分的には同じととった。


「神仏を尊び、神仏に頼らず」
この言葉も含蓄がありました。
人事を尽くして天命を待つ、という言葉が相反するようにも見えるが、実は本質は同じだろう。「人事を尽くして」が主になるからだ。

あと、「状況は刻々と変わる。常に最新の現状を把握し、それに対して対応する」
このような小野田さんの言葉は「人事を尽くす=最新の現状を把握しその対応をする。」であり、現状から予想されることに対してすべての出来得る限りの対応をすべきであり、本当にすべてをやってやりようがなくなったら、天命を待つ、というようなことから「尊び、頼らず」になるのではないか。



最後にやっとお礼とお詫びを言えてよかった。けじめがつけられたと。でも周りがうるさかったので聞こえたかなぁ、ちょっとうるうるしてしまい言葉につまり、声が小さくなってしまった。
「どうもありがとうございました。それから、30年間お守りくださいまして、どうもありがとうございます。それから、その間日本を守れなくこんなにしてしまい申し訳ございません」
そのようなことを小野田さんに言った。
小野田さんはねぎらってくれ、「体に気をつけて」と。
それは最前列端に座ってたくせに講演中ごぼごほやっていた私を覚えていてくれたのかもしれない。というか小野田さんならば皆の顔を覚えていたとしてもおかしくない。
講演のあと、握手や写真を全員にひとりひとり対応してくれ、ものすごく疲れているはずなのに、、、、


でも環境悪いな~と思った。
最後に皆が小野田さんと一言を交わさせていただいている間中、周りが煩かった。
並ぶのもきちんと整列などになっていなかった。誰もそれを頓着しない。ゆずいありもほぼ見えなかった。

講演中も子供の騒ぎ声が聞こえ、なかなか外に連れていかなかった。私が痺れを切らし、もう我慢できん!という時に、外に連れ出した。が、扉の近くなのでその子供の叫び声は中に通り、時折小野田さんが気にされていた。
これもある程度我慢したが、出てって注意するか?と思ったころ声が遠ざかり始めた。
あと、講演前に主催者の方が「携帯の電源切ってね」といったにもかかわらず、、、
しかも、最後の質問に答えてくださっていた最中に数列後ろのおっさんが、となりに話しかけていた。何度か見ても話が止まらず。いい加減むかつき、私を呼んで切れた方の手前もあるが、それにしても失礼すぎるので言うか、と思った時、外に出た様子。

でも、そのおっさんの周りが一人として注意しようとしていたように見えなかった。
そうであったのであれば、小野田さんもさぞかし、、、、

あと、
小野田さんのお話中、数度少し違和感を感じたとこがあり、その都度拍手が沸き起こった。小野田さんにしてみればサービスだったのかもしれない。
しかし、拍手が本当にほしかった時(私的にだが)には拍手のそぶりも見えなかった。
私だけでもと思ったが、次の話題に行ってしまっていた。間がほとんどなかったので、小野田さんもそこでは反応がないのを知っていたのか、、、、



小野田さんが、今回の講演のテーマをご自分で少々修正したようにおっしゃいましたが、今回のお話の内容がそのまま日本の将来にずーーーーーーっと必要なことであったのは明白。
皆が期待したことと違うだろうな、ということを「“日本への遺言”ということですが、テーマを少し変えて」としたゆえんだろう、と思った。
私にしてみれば十分に後世数千数万年いや永遠と続く日本へ、日本人への遺言としても最も重要なところになるだろうとも思った。
なにせ日本の長い歴史史上もっとも堕落しきった人間社会をつくってしまっているのだから。



「外から帰ってくるときに、日本に帰れば安心だ、絶対安心な場所だと思った。が、実はそうではなかった。」このようなこともおっしゃってた。

そうなんですよねぇ、、外地に比べればどこよりも素晴らしくって安全なのでつい安心しきってしまう。
でも女の腐ったのような奴らがうごめいている。
男らしく 見 せ て い る やつらに限ってそれがひどい。年をとればとるほど手に負えないようになっている。



あと、「足手まとい、平気で裏切る者等」
昔から多かったのですねぇ、、最後の方の徴兵でろくすっぽ軍隊教育も受けられなかったから仕方がない、とは仰っていましたが。
今と同様な部分もあったのですね。当時はそれが命に直接関わったから大変でしたでしょう。
しかし、今は命にかかわらないから、“余計、放っている”ようになり、反省させ向上を求めることもほぼなくなっているようにもみえます。

講演に行く電車の中でこんなのがありました。
態度がでかいボス級のおばはん2人。一人分の空席が二か所。一か所にひとりのおばはんが座る。もう一か所に座ろうとしない。座ったおばはんが「座ればいいのに、言って、、」とか言うので良く見たら子供が鞄をその空席においている。自分の膝の上に乗せるとか、足元におくとかしていない。子供は寝ているのか、目を閉じており。
「ぼうやちょっとごめんね、荷物は膝の上に置こうね」と注意すればいい。
が、そのおばはんが嫌がって結局しなかった。

呆然。
最初「嫌がるのなら、言ってやろうかな?」とも思ったが、えらそうなばばぁなのでやめた。自分で言わせたかった。そのくらい言えないのが信じられなった。待つ必要の全くない状況なのに、すぐに言えない。理解しがたかった。

でも、これが「人間をダメダメにしている元凶」だと、あとに(私が鈍いからw)理解できた。
注意できない人間“ブー!!ブー!!”、
注意されるような人間“ブー”
注意され、反省改善できればそのブーが消えるのだ。でも注意されないとそのブーは一生残り、次々とブーを続けるしかない。


これが、小野田さんの今の仕事の芯の部分に重なることであるのかもしれない。



足手まといになる人間を作り、そのままにし、そればかりを増やしていく現状。

そして、私を含め、それに気がつかないでいても、
誰も注意しない。

私が怖いのは「注意してもらえない」ことだ。
「反論が来ないこと」だ、
「反応がないこと」だ。

以前はしょっちゅう書いていた。

人々が注意しあい、切磋琢磨しあい、慰労しあい、励まし合い、助け合い、、、、日本の社会が、個々の人々が、よくなっていったのだ。

それがほぼ皆無になっていないか?





小野田さんの子供時代、学生時代、支那時代、軍隊時代(フィリピンに行くまでの間)等、その後、を詳しく聞きたいですね。
特に支那にいたころ。外地の日本人や支那人のこと、鮮人のこと。彼らとはどう対していけばよいのか?とか、今の支那人や鮮人の違いなども知りたいですね。

小野田さんの持つものは、何も戦場に限ったことではない。
最も大切なことは、その小野田さんが持つものをすべて今後の日本をよくするために、長く活用できるようにすることではないのか?
それが小野田さんが与えられた天命(天の命令)を果たすために我々現代日本人がしなければならない命題ではないのか?

軍は、その文明社会の一部であり、全部が良くなれば、その一部の軍もよくなる。
過去のことをでたらめ言われるのは問題だが、敵なのだから「説得」などできようもない。「正しい反論を正しい時に正しく反論する」ことをしておけばよい。
あとは、国力の根本「国民の力」を底上げすることが、我が国の歴史的にしてきたことであり、それが最も有効だということが日本の歴史が世界の歴史と照らし合わせて証明されている。



われわれがしなければならないこと。
は明白だろう。

小野田さんがその天命を果たすために頑張っていらっしゃる今しか、われわれのしなければならないことをできる機会はない。












なんかgdgd(ぐでぐで)で申し訳ない。
他に思い出したら書きます。




防衛庁からアクセスあったのは、やはり小野田さんの講演を聞きに行ったあとだからエントリあると思ったのかなー、、、
申し訳ないからエントりをこのように建てました♪




参考
「男の生き方」
http://unimaro.iza.ne.jp/blog/entry/997753/

「男の生き方2」
http://unimaro.iza.ne.jp/blog/entry/997756/

「男の生き方3」
http://unimaro.iza.ne.jp/blog/entry/1039424/










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http://ayarin.iza.ne.jp/blog/entry/734065/

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http://ayarin.iza.ne.jp/blog/entry/715087/

暗黙の米国政府保証 投資銀行気取りの農林中金: イザ!
2008年11月24日 ... 投資銀行気取りの農林中金 証券化商品を買い続けた末路は [ 特別取材 ] 2008 年 11 月 21 日 14:40 更新 米国発の金融危機が日本にも飛.
http://ayarin.iza.ne.jp/blog/entry/808465/

農水相のスキャンダルと農林中金の米国への献上:イザ!
農水相ってなんで、こんなにスキャンダルが多いのだろう。まるで、農水相になった議員を誰かが意図的にリークしているようだ。食の安全面で、 米国と対立 することが.
http://ayarin.iza.ne.jp/blog/entry/700237/



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http://ram-at-yahoo.iza.ne.jp/blog/entry/817841/






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【日本の意地】 平沼赳夫氏の正論【日本の維持】
http://unimaro.iza.ne.jp/blog/entry/755939/





世界をまっとうにできる道は、世界に日本流(昔の日本)をいきわたらせることのみ。
我々から、「父祖に恥ずかしくない日本人」になることに努力しましょう。






なかのひと

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