2008年6月22日日曜日

【文明?】 タイの法律意識 【他も同様?】


身辺ニュース!!



近所のうちのアンちゃんの親友が「麻薬所持」で逮捕された。


うちにも良く出入りしているので、薬をやるやつかどうかぐらいは見分けがつく。

当然ここいら近所の連中もわかっている。

だから「警官にやられた」

皆が口をそろえて言う。


彼は丁度先月バイクを買い換えた。そこで目をつけられたのかもしれない。

仲間に嫉妬した奴がいて、警官をそそのかしたのかもしれない。

なぜならば、一斉取締りではなく、彼を狙ってきたから。

彼の一族が地方にいることもわかっているのだろう。すぐには動けず、有る程度まで進んでしまったら、もうどうしようもなくなる。


近所のアンちゃんはここいらじゃ結構自由にしている。一族にお偉いさんがいるため、警察もあまり手を出したくないらしい。

そのあんちゃんの知り合い警官と対立するグループに仕組まれたとのこと。

グループ間の嫌がらせ、ということもある。

狙い易いものは無関係であろうとやられる。


そもそも警官の多くが麻薬売買を許容し賄賂を得たり、もしくは自己グループに販売組織があったりする。


軍もマフィア化しているが、警官ほど一般人を食い物にしているのは聞いたことがない。

日常においては警官より立場が弱いのだ。軍人は個々では弱いから。

だから前回のクーデターのように軍が権力を握ると、警察がわざと渋滞を作り出し、取締りを強化し民衆から賄賂を稼いで不満を高まらせたりした。

こちらでは警察が不満を高まらせても、「言いにくい相手」だから警察を非難せず、言い易い相手「軍政」などを非難した。前回のクーデターはかなり紳士的であったがために、余計標的にされた。


ここタイも中国と全く同様で、「力で押さえつけて、初めて従う」風習だ。

だから、「理性を持っている国民がいる国家」というものを前提とした「法律」が、有るけど全く機能していない。

権力によって従わせないと従わず、しかも権力側の末端のぺーぺーが「気分」でころころと言い分を変え、上はそれを擁護する。


これが、この国の日常であり、特別なものではない。


それを上手く流させるのが、「トーレー」なのだ(過去エントリ参照してください)。

トーレーがあるから「微笑みの国」とかすんげー180度あっちのイメージできちゃっているし。


で、「警官は賢い」誰も彼の邪魔を出来ない。うまいのを捕まえた。と。こっちの「賢い」の遣い方はそうなのだ。悪事を上手く働けばやるほど、「奴は賢い」という評価をする。


「お前らの”賢い”って、賢いんじゃねぇ!お前らがそういうふうに悪事を容認しているから、増える一方なんだ!!そこが一番醜いとこなんだよ!大嫌いなとこだ!ナニがタイは先進しているだ!法律だって有るだけで誰も守らないじゃないか!!こんなの未開だ!体に葉っぱつけて槍持ってうほうほと一緒だろうが!!外資がこなきゃ、土地は売れず、金も無く、車や文化的なも全部変えなかったんだぞ!!こんなのは発展じゃない!!人間中身は全く一緒じゃねーか!!」


見たいな感じで、悪事を「賢い」という嫁を怒鳴りつけてしまった。

久しぶりだが、以前から何度も聞いている嫁さんはいくらか、ほんの少しだがわかった様子だが、うちの嫁はそういうとこでは理解力有る「希少種の一種」だと思えるから。他のやつらには1万年毎日言ったってわかりゃしない。

なんせ、「有名大学が有る」から、もう日本と一緒と思っている奴も多いし。

有名ったって、 タ イ で 有 名 なだけだがw




ずるずると纏まりが無く書いてしまったが、こんなのがこの国の日常







追加。
昔はこういう行為は外人にしかしなかった。(約15年くらい前かな)
が、最近はタイ人相手にもかなり多い。

ボッタクリもそうだ。
最初は外人値段だけだった。
今はタイ人の金持ち向けボッタクリも多くなった。

当初は「外人が騙されてるや、いい気味だ」、「タイ人同士、協力しなさいよ(外人客を連れて案内しているタイ人に、ボッタクリ店員が言う)」
だけだった。
が、
いつの間にか自分達にも返ってきている。

流石タイ人の面目躍如といったところだろうかw










なかのひと

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