2008年7月1日火曜日

【独立への一歩】真台湾が米国より切り札入手?【どうする中華?】(後)


(前篇からの続き)


これまでのいきさつはネット検索すればいくらでも出てきます。大本となるソースはいくつもあり、林氏がこの中心であり、彼と彼の仲間たちが、「台湾の地位の決着の裁判」とこの「パスポート取得」の申請の動き始め、であることは間違いないでしょう。

林氏に近い筋の話では、「パスポートは米国により請求人数分全て発行された。しかし、米国側より発表にストップが掛かっている。パスポートが発給された当初、日本にアピールのため、この旅券をって日本に入国しようと日本外務省に打診を出したところだった」とのこと。
その後にストップが掛かったとのことだ。


1、 私はその現物を見ていません。なので話だけです。
2、 ここにかけない不明点がある。
3、 日本の外務省に言ってしまっているのであれば、勿論中国には筒抜けである。


この問題があるが、
発行されたと仮定してみたら、
金門島で県長が「台湾軍を撤退させろ」と中国側の言いなりになっていること。
中国軍側が、「台湾軍を撤退させないと侵攻する」と脅していること。
広州の軽油の輸入量が2700%に跳ね上がったこと。
南米で中国人が食料を買いあさっていること。
などが微妙にかみ合う。

米国はイランの核開発の件があり、石油利権にはかみ合いたいところだ。が、もしこちらで紛争でも勃発したら米軍が出張るしかない。
イランに対しても、イスラエルだけが行動をおこすのであれば、必ずしも中東が火事になるとは限らないが、米が混じれば相当広がるかもしれない。


などと思うと、米も難しいところなのかもしれない。早く押さえたいイランと、あまりうまみが無い台湾VS中国とでは、台湾と中国を誤魔化して引き伸ばしたいところかもしれない。


中国側がそれを判っての「金門島」なのか、「台湾は仕方がない。しかし海峡を押さえるためには金門、馬祖だけでも押さえたい」という駆け引きなのか。
台湾を米が押さえるのであれば、金門・馬祖も押さえ、海峡を中国になるべく使えないようにしたほうが、太平洋覇権の阻害にできる。
中国の覇権主義を抑えるには、台湾と金門・馬祖はセットで無ければならない。

米は良く考えたほうがよい。戦前から毎回毎回失敗の連続だからだ。
イランには米が絡まなくとも、敵は中国(と、ロシアとも聞きますがw)だけだ。
が、今、台湾はもとより、金門・馬祖を取られたら、その取り返しはきかないのだ。

毎回毎回気分と目先のことで、その先何十年何百年とする苦労を生み出してきた米だ。
今回だけは、以前のようにへまをしでかさないことを願わざるを得ない。


さて、台湾は
このように、林氏とそのグループによって、台湾の国際的法律上の現在位置が世界に明確にされたようです。


今まで台湾も中国もそれを絶対に見ようとしなかったこと、認めようとしなかったことを、林氏とそのグループによって成し遂げられたのです。


沖縄がずいぶん前に、本土復帰の意思を明確にし、復帰できたように、今度は台湾が、この「米軍占領地」という地位から、独立するか、米本土に編入するかを選択できるでしょう。

中国という選択肢はありません。国連によって否定されています。
先に独立をして、それから中国に取り込まれるのを選択する、というのであれば、方法としては可能なことではあります。


ただ、わからないのは、「どこで李登輝氏が噛んで来たのか?」というところです。多分途中から関係してきたのであるとすると、バックアップという位置でしょうか。
林氏と李氏は基本的には「中華民国」否定派と肯定派なので、対立です。
李氏は立場上表に出て来れなかったのかもしれません。が、彼ほど力があるのであれば、どこかでちらりと伏線が出るなり、逆に迷彩が出てもおかしくないと思います。両方とも無し。まぁ私が素人だからみえなかったのでしょう。台湾を知り始めたのもここ数ヶ月ですし。

と思っていたら、http://www.taiwanus.net/roger/huang_jpn.htm

“台湾雲林県出身で、 日本の 名城大学法学部に留学した林志昇博士は 、3 年前、  前 総統李登輝の斡旋で、 米国人の国際戦争法専門家、 リチャード、ハーゼル氏(台湾名、何瑞元)と共に、 謎に包まれた「台湾国際地位未定論」を究明するため、平時の国際法ではなく、 誰も研究してこなかった国際戦争法と占領法、及び米国憲法と台湾関係法を徹底的に探究した”


とありました。いつからの“3年前”かは不明です。





さて、中国の出方が気になります。
侵略しようとした獲物の中華民国は消えました。代わりにそこにいるのは米国です
今回の件は、(米が踏ん切りつけて正式に発表さえすれば)中国がやっと支配権を確立したパンパシフィックに、米の常識と力がある者たちが一部の台湾人とともに打ち込んだ強力な楔となるのです。

では今の環境を見て見ましょう。
中国と米国の間にある太平洋を取り巻く国々の主要国では?

我が国日本。親中派が政府を作っています。野党も全て親中派で占められています。


南に下って、台湾。中国との統一、(といえば聞こえが良いですが、飲み込まれることですね)台湾を中国に売ってしまおう、少しでも高く売ろう、という国民党勢力が中華民国政府を作っています。国民もその政府を選びました。その国民は「第二の香港になる」とくらいにか考えていないのでしょう。


更に南にいくと、豪州があります。豪州も中華スパイが浸透している主要な国です。(それでも日本の数分の一くらいしかいなかったのかな?)
中華スパイが亡命しようとしたとき、豪州は彼を中国に送り返そうとしたくらいその中枢が中国に汚染されています。また、人権派が中国に送り返され、殺害された様子です。豪州の首相や閣僚は親中派(スパイ?)です。

太平洋を渡って、米国
中国の手先になったヒラリーは副大統領になれるかもしれないという予想だそうです(つまりオバマ氏が大統領の可能性が高いとのことです)。
つまり、中国と強力な繋がりのある人間が非常に多い米民主党政権になるわけです。親中は目に見えています。

つまり、パンパシフィックは中国に抑えられた

と見てよいのではないでしょうか。
(欧州はどのくらい汚染されているのでしょうか?気になる事です)


勿論民主主義国家の政権は国民が選べます。が、今回選んで、次回選ばないほどいきなり賢くなれるものでしょうか?非常に疑問ですね。つまり、民衆が中国の手先になっている人間を選ぶよう、操作されている。つまり、その操作機関を握っている。と見ても良いかもしれません。まぁ、所謂マスコミやら巨大企業、巨大ナ宗教団体ですね。でかい企業は広告やスポンサーだけでもかなりの影響力があります。勿論政党政治にも巨大な力を発揮できますね。

チベット虐殺に即座に対応できた巨大企業はいくつあったでしょうか?
しなかった、というところは汚染の疑いが非常に強いと見ても良いのではないでしょうか。


また一方、米国内部にも中華の脅威をちゃんと認識している人々は非常に多く、
(参考:http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/555257/ 【中国との取り組み方――アメリカの例にみる】、http://www.nikkeibp.co.jp/sj/2/column/i/73/ 【日本は、米国議会の“中国対策”に学べ】 )
官民ともに、つまり「行政府」、「議会」、「民間研究所」、「民間人権団体」などで随時、もしくは定期的に報告し、議論しています。(その中にスパイが居ないというわけではない)
ただ、それをちゃんと活用して政治に上手く生かすかどうかは、大統領や閣僚にかかってくるので、そこが「親中」に成ってしまえばどうしようもないですね。

その中国の脅威を知る方々が、「民主党政権になるのを恐れ、その前に」と、今回の件をブッシュに勧めたのかもしれません。ブッシュ自身は「五輪に行きたい」などと定年前ボケを始めたようですが、周りの者達が頑張ったのではないでしょうか。
目に見えるような動きは、前出の参考資料にちらほら見えますが、昨年の9月ごろから、米において米国高官などの発言が多く出てきた様子です。

その後の政治においては、北朝鮮に対しての影響力の強さを誇示していた中国が、実は大して影響力が無く、中国の張ったりだったということもばれ始め、米国は中国の利用価値に疑問を抱き、また、民間ではテロ餃子に代表される「中華毒食品、薬品等の事件」に対する対応、いくら事件が露見しても更に増えることはあっても減ることが無い中国の無対応。挙句、「日本で入れた」と人のせいにする完璧な無責任ぶり。つまり民間への指導が出来ない無能。五輪への準備の意識の無さ。世界をバカにするように起こした自作自演の発端のチベット大虐殺がいまだ続き、挙句、先進諸国政府は皆その原因を知っている「地下核実験失敗か核兵器の自爆による大地震」。しかし、それによって災害現場で確認できた中国軍兵士のレベルの低さが露見しました。イラク並みといった評価でもつけたのでしょうね。
しかもエリートであるはずの核兵器管理側軍人のバカっプリが、この地震の発端ですから。

素人見でもコレくらい見えるのだから、情報が多く、非常に賢い人々の集まった組織なんて、どのくらいよく見えていることでしょうか。

結局、「躾の全くなっていない犬を躾けるのであれば、今だ」ということになったのでしょう。

で、つまり、「中国軍兵士は結構バカ」ということでいいのでしょうが、その棟梁までバカだったらどうでしょうか?
北京(共産党)の指示を得ずに、一部が勝手に「米軍が台湾に展開する前」に暴発したら?
今ならまだ台湾は沖縄のように巨大な米軍基地はありません。でも、今回を契機に、沖縄の半分でも台湾に移転したら?金輪際中華軍には台湾侵略の機会は失われるでしょう。
しかも、今回失った核ミサイルサイロはロシア向けだそうです。台湾向けは多分w無事でしょう。勿論、我が日本向け核ミサイル群もです。
そのように考えない馬鹿軍の棟梁が居ないとも限らないのが“中華”なのですから。


我々日本と台湾の唯一の頼みの綱である、
米太平洋艦隊は、今、どこにいるのでしょうか?



追伸


台灣最終地位  (台湾在住者のブログより転載)
台湾主権問題にはこの1冊をお勧めします。
(写真参照)


作者の林志昇氏は「中国投資受害者」の1人。(四川に学校を4つも作り貢献したにも関わらず、中国人による「学校の乗っ取り」・「没収」更に「逮捕」までされ、命からがら金門まで逃げてきた人物。ボロボロになって金門に生きてたどり着いたそのときから「中国に対する仕返し」は始まった。彼は「台湾の為」に命を捧げようと「主権問題」を徹底的に調べ上げたのだ!!2006年から始まったアメリカへの訴訟。(アメリカは主権を認めよ!台湾は中国とは関係ない!)今では、彼の支持者も多く、この輪が世界中に広がったのだ!!この本を読むと、「どうして、中国が国民党を使い反日運動をするのか」よく解る!!とても「歴史」の見える1冊である!!


!!補足!!

20日時点でもまだ発表できない。
なぜストップされているのか?
「金門島」が絡んでいるのである。

金門島知事が中国に寝返ろうとしていて、島から台湾軍を撤収させろといきまいている。中国側も同様の主張。撤収させないと侵攻するぞ!と。
で、米が中国と交渉している最中なので、発表は出来なかった。
金門は中国に深く刺さったとげである。
台湾海峡を奪い盗るには金門の略奪しかない。
国民党政権になったが為に、やっと念願が果たせるといのだ。
この結果は、これを書いている今22日夜時点では知らされていない。


おまけ
http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/619988/
”このところワシントンでは、中国、オリンピック、人権という3点を結ぶ集会が連日、次から次へと開かれています。
その共通項は、北京オリンピック開催に向けて、主催国の中国が「人権の改善」を公約しながら、それを果たしていないことへの非難というふうになります”
(詳細は上記URLへ)
中国にとって、残念ながら新たなシンパを作る作業は慎重にならざるを得ないから、通常時ほどの勢いではできないだろう。
が、新たにシンパを作る作業すら停めることもできないだろう。このくらいでは。
勿論政界等と無関係なテクノロジーや研究関係は今まで以上に烈しく、しかし、政治関係も上記のように中国の立場が悪くなるようになったからと、シンパを作るのが不利になったわけではないのだ。
何も相手に「中国好き」になってんもらおうなんて思っちゃいないw
相手を「嵌める」ことをすればいいわけだから。なんどもなんども罠に嵌め(本人は気がついていない、毎回証拠を取られる)、時が来たら、国を裏切らせ、その裏切り行為をも証拠とするわけだ。
本人にとっちゃソレまでのもの全てが破壊されるほどのことだ、大変だろう。
中国の汚染をとめることができるのは、上からじゃないと考える。
当該地域の住民全てが「中国人は危険だ」という意識をもって、初めて汚染を食い止めることが出来るだろう。危険だと知れば、接触しない。それが一番だ。
日本みたいに「なにかことがあったら隠す」習慣は、最も中国の鴨になりやすいだろうな。そういえば対ロシアにしても、「配慮」とか始めてるな?外務省??

(人権の改善についての公約だって、嫌々やっと出してきたよなマスコミは。北京五輪ボイコットだって、小キントウだって、洞爺湖にダライ・ラマだって、皆各国の民間の有志が頑張って動いているだけじゃないか。洞爺湖にダライ・ラマだって、ずいぶん広くなったようなのにどこのマスコミも取り上げていないだろ?どこも、だ。)



(今回の前編後編のエントリーにおける「米国政府による台湾旅券の発行」は未確認情報です。ご了承ください。当局の発表を持って、確認されるとさせていただきます。)






なかのひと

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